ボーイスカウトの組織と構成

ボーイスカウト運動の組織と構成

ビーバースカウト

ビーバースカウトは、小学1年生から2年生を対象としています。「みんなと仲良く遊ぶ」「自然に親しむ」「楽しみや喜びを分かちあう」などをねらいとし、さまざまなことにチャレンジします。

ビーバースカウトのモットー

なかよし

やくそくときまり

『やくそく』
ぼくはみんなとなかよくします
ビーバーたいのきまりをまもります

『きまり』
ビーバースカウトはげんきにあそびます
ビーバースカウトはものをたいせつにします

吹田第19団のビーバー隊

近くの公園や公民館・万博自然公園など、身近な場所を中心に子どもたちが夢中で遊べるような活動を毎月行っています。
大きな大きなシャボン玉作り、草木や虫のネイチャービンゴ、炭火で作るバームクーヘン… 子どももおとなもワクワクが止まりません (^^♪
そして時にはちょっと離れた郊外へハイキングに出かけることも。
自然に触れることで、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感を刺激し、身体を動かしたり長い距離を歩くことで、体力・身体能力の向上を促します。
子どもたちの『今』に必要なことを、遊びの中で楽しく経験してみませんか? たくさんのご参加、お待ちしています!

カブスカウト

カブスカウトは、小学3年生から5年生を対象としています。 「自分のことを自分でする」「みんなでルールを作って仲良く遊ぶ」「自然や社会とふれあう」といった目標を通して、自立心や創造力を身につけます。

カブスカウトのモットー

いつも元気

やくそくとさだめ

『やくそく』
ぼくはまじめにしっかりやります
カブ隊のさだめを守ります

『さだめ』
カブスカウトはすなおであります
カブスカウトは自分のことを自分でします
カブスカウトはたがいにたすけあいます
カブスカウトはおさないものをいたわります
カブスカウトはすすんでよいことをします

吹田第19団のカブ隊

元気いっぱいの子ども達と、野外大好きな指導者が大集合 !(^^)!
ビーバー隊よりも活動の幅が広がり、どんどん野外に出ていきます。 沢登りや長距離ハイキングで体力向上! 野外施設に宿泊して食事作りをしたり、キャンプファイヤーの出し物を考えたり、 創意工夫で頭はフル回転 !! 指導者の巧みなプログラムに引き込まれながら、子ども達は夢中で遊び・学び・考えます。

また、カブスカウトは異年齢の4~5人で組を作り組単位で活動します。 指導者は子ども達のサポーター、活動の主体はあくまでも子ども達です。 5年生が組長・次長を担いながら組をまとめるため、思うようにいかない時もありますが、 相手を尊重したり我慢をすることも大切な学び。 たくさんの経験を組の仲間と分かち合いながら、楽しく元気に活動しています!

ボーイスカウト

ボーイスカウトは、小学6年生から中学3年生を対象としています。
「班」というグループの中でそれぞれが自分の役割をもち、仲間と協力して活動します。 キャンプやハイキングなど野外中心の活動の中では、「リーダーシップ」「協調性」「社会性」などを育み、 奉仕活動にも参加しながら「役に立つことの大切さ」を学びます。

ボーイスカウトのモットー

そなえよつねに

吹田第19団のボーイ隊

吹田第19団のボーイ隊には4つの班があり、指導者はグリンバー(班長、次長)と相談して、各班が切磋琢磨し合えるプログラムを計画しています。
キャンプは年に6回程度。夏には5泊前後の長期キャンプ、冬には耐寒キャンプ。班で計画する班キャンプはスカウトの一番人気です。テントや食卓机などのキャンプサイトは、ロープワークを用いて、班ごとに全て自分達で設営します。
ハイキングも年に6回程度。オーバーナイトハイキングや雪中ハイキング。趣向は毎回変化に富んでおり、地図を読んで歩くスキルのみでなく、様々な課題に挑戦しながらのハイキングは班員の結束が求められます。
奉仕活動は地域行事(体育祭・文化祭など)のお手伝いだけでなく、自分達にできる奉仕活動を班で考え、継続して実施しています。
ボーイ隊の活動を経験せずに、ボーイスカウトは語れません。班には心身ともに成長著しい小6〜中3の4学年が所属しており、言わばミニ社会です。スカウトは野外活動や奉仕活動を通じて、班というミニ社会の中で様々な立場を経験し、リーダーシップや役に立つことの大切さを学んで、目を見張るほど頼もしくなって、ベンチャー隊へ巣立っていきます。

  

ベンチャースカウト

ベンチャースカウトは、中学3年生の9月から18歳までの、主に高校生年代を対象としています。「高度な野外活動」への挑戦や、関心をもったさまざまな課題・問題について個人やチームで考えて行動していきます。

個人と仲間

ベンチャースカウト年代になると、より積極的に自ら行動するようになり、自分自身や同じ目的をもった仲間と共にさまざまな計画を立て、実行します。良かった点や悪かった点を考え、過程において学び・理解したことを基に、次のステップへと進んでいきます。

自己の成長

自らが創意工夫をしながら行動することによって、知識・技能・心構えがより定着し、自立心や協調性・リーダーシップの発揮などに繋がります。

吹田第19団のベンチャー隊

ベンチャースカウトはボーイスカウトよりも自由で、自分の興味がある事・やってみたい事を自分自身 で企画・計画し、実行に移します。50ccバイクで沖縄まで走って行ったスカウト、四国や小豆島を自転車で回ったスカウト、立山縦走をしたスカウト、大阪国際女子マラソンの奉仕や選抜高校野球入場行進で大会旗を持って行進したスカウトがいます。 自分が望めばどんなことにも挑戦できるのがベンチャー隊です。

ローバースカウト

ローバースカウトは、18歳以上25歳以下の青年を対象とし、自身がそれまでに得た体験や知識・技能を基に、「社会や世界の課題」に挑戦します。また、他の人々に「奉仕」することで自らの成長に繋げ、自分自身の将来の目標や社会との関わりについて考え行動していきます。

成長と責任感

自己研鑽と奉仕を中心に、自分たちが求めていること、挑戦したいことについて自ら目標を決め、最適な形で実践するための計画から運営までのすべてをスカウト自身が率先して行います。

社会の一員

自分たちが自らの意思で行動するということが周囲にどのような影響を与えるか、社会に対して自分たちにできることは何かということを模索し、社会で活躍できる人材に成長していきます。

吹田第19団のローバー隊

20歳~25歳までのスカウト達は成人であり、学生や社会人の立場で中々まとまった活動はできませんが、日常の生活がスカウティングであり、それぞれが多方面で活躍しています。